
ドナルド゠トランプとその政権は、自分達に都合のいいところでならどこででも、法律と裁判所を利用する。法律と裁判所が自分達の計画の障害となるところではどこであれ、国家内で現在の権力関係が課す限界ギリギリまで、それらを無視する。誰の目にも明らかだが、彼等にとって、法律は多くの武器の一つに過ぎない。法律に彼等を拘束する力はない。しかし、トランプに反対する多くの人は、合法性などの綺麗事に焦点を当てることで、抵抗運動を無力にし続けている。現実の情況を把握できていないのだ。
プラハの陽気な反ファシスト゠オルガナイザーはこんなジョークをよく言っていた:
第二次世界大戦の後、チェコの反ファシストとユーゴスラビアのパルチザンがアドリア海の浜辺で出会った。
やがて、避けられない質問が飛び出す。チェコの反ファシストがパルチザンに問う。「戦争では何をしていたんだい?」
パルチザンは答える。「あぁ、いつものことさ。地下ネットワークを作って、仲間になりそうな人の身元調査を行って、隠れ家や秘密印刷所も作った。それから鉄道と電話線の破壊工作を始めた。結局、武器を奪うための襲撃までやったね。手に入れた武器を使って村を奪還して、最終的にはこの国からナチスを追い出したのさ。」
チェコの反ファシストは答えた。「充実した時間だったようだね。残念だな、私達の所じゃ、全て違法だったんだ!」
推薦文献:
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- Take Your Pick: Law or Freedom
- From Democracy to Freedom
- The Centrists
- The Centrist Paradox
フランス解放への支持を集めるための秘密新聞の印刷と配布・通信網の妨害・連合軍への情報提供・ユダヤ人逃亡を幇助する偽造文書の作成・連合国軍兵士の救出・物資輸送に不可欠な橋の爆破による主要インフラの破壊は全て、レジスタンスが行った重要な作戦だった。物議を醸したのは、使用されたゲリラ戦術とドイツ兵暗殺だった…